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世界ラリー選手権、2025年にサウジアラビアで開催へ

サウジアラビアで世界ラリー選手権が開催されることで、中東地域に大会が歴史的に戻ってくることになる。
記事の要約
  • サウジアラビアと世界ラリー選手権は、2025年に同国が大会を主催することで合意した。
  • このマイルストーンは、2025年のヨルダン・ラリー以来、WRCが中東地域に戻ってきたことを意味する。
  • この動きは、サウジアラビア人の生活の質を向上させることを目的としたサウジアラビアのビジョン2030をサポートするものである。

サウジアラビアのスポーツ省は、サウジアラビアが次のようなイベントを開催すると発表した。 開催することを発表した。世界ラリー選手権を2025年から開催することを発表した。
サウジアラビアが人気の国際ラリーシリーズを主催するのは史上初となる。
主催者はこの選手権を “サウジアラビア・ラリー “と呼び、同国で10年間開催する。

世界ラリー選手権が中東で復活

WRCが最初に発表したのは、2024年6月のラリー・イタリア・サルデーニャ。
2024年WRCシーズンの第6回大会だった。
サウジ自動車・オートバイ連盟(SAMF)とサウジ・モータースポーツ・カンパニー(SMC)がイベントを主催する。
一方、サウジアラビア・スポーツ省と世界ラリー選手権組織は協力して競技を監督する。
前回 前回世界ラリー選手権が中東で開催されるのは今回が最後。
前回は2011年のヨルダン・ラリーだった。
サウジアラビアが次回のWRCを主催することで、大会がこの地域に戻ってくることになる。
世界ラリー選手権とサウジアラビアの合意により、競技者と観客はさまざまな景観を期待することができる。
サウジアラビアは、砂漠地帯から火山岩地帯まで、豊富な景観を提供してくれる。

モータースポーツの主要拠点

サウジアラビアでWRCが開催されるのは今回が初めてかもしれないが、サウジアラビアはこれまでにも多くの大会が開催されてきた。
例えば、サウジアラビアではダカールラリー、F1(フォーミュラ・ワン)、サッカー、ゴルフなどが開催されている。
また 招致2034年のFIFAワールドカップの招致も申請している。
サウジアラビア自動車・オートバイ連盟およびサウジアラビア・モータースポーツ・カンパニー会長のハリド・ビン・スルタン・アル・アブドゥラ・アル・ハイサル殿下は、「2025年に初めてFIA世界ラリー選手権を開催できることをうれしく思います。サウジアラビアに世界的に有名なレーシング・シリーズが新たに加わることで、この地域におけるモータースポーツの主要拠点への変貌の度合いを確認することができます」。モータースポーツ・ポートフォリオを拡大し、WRCのような主要なモータースポーツ・シリーズをサウジアラビアで開催するというコミットメントをさらに強化することで、我々はすべてのサウジアラビア人の生活向上を目指す『ビジョン2030』の目標に忠実であり続ける。
「WRCカレンダーのサウジアラビア編が、2025年シーズン、そしてそれ以降のシーズンでも傑出したイベントのひとつとなるよう、これまで数多くのワールドクラスのモータースポーツ・イベントを開催してきた経験を活かしていきます」。

今後の展開

FIA(国際自動車連盟)のモハメド・ベン・スレイエム会長は、「FIA世界ラリー選手権が最後にこの地域を訪れてから10年以上が経ち、私自身の経験からも、2025年にラリー・サウジアラビアが開幕する際にドライバーやコ・ドライバーが直面するユニークな課題についてよく知っている。「ラリー・サウジアラビアは、サウジアラビア国内および地域のドライバーにとって、世界の舞台でその才能を披露する絶好の機会となる。2025年世界ラリー選手権
スタート2025年1月23日にモンテカルロで開幕する。
その後、アフリカ、アジア、ラテンアメリカを経て、サウジアラビアで開催される。
サウジアラビアでは2025年2月21~22日にWRCの選手権ラウンドが開催される。 写真フェイスブック/FIA